時間管理
概要
研究テーマに関する専門知識や高度なスキルを身につける前に、時間管理能力を身につけましょう。
時間の確保(最重要事項)
- 研究の進捗は確保できた時間に比例しますので、毎週必ず研究に充てる時間を確保してください。
- 学類のシラバスには「履修者は1年間卒業研究にほぼ専念することが期待されています」とあります。
- したがって平日の1~6限の内、他の授業やその課題・試験対策を除いたコマを卒業研究に充てることになります。
- 進捗次第ではそれ以外に時間にも作業をする必要が出てくるかもしれません
- そういったことがないように確保した時間で集中して作業をするように心がけましょう
時間割方式
- 卒業研究の時間確保には「時間割方式」をお勧めします。
- 時間割方式は、月~金の空きコマに「卒業研究」という架空の授業を入れる方法です。
- そして普段の授業と同様に、卒業研究の時間が来たら、研究室で作業を開始します。
カレンダーアプリの活用
- 時間割方式の管理にはカレンダーアプリを活用しましょう。
- 例)Microsoft 365の予定表アプリ、スマホのカレンダーアプリ
Twin:te
などを使うのも良いでしょう
- 「卒業研究」コマ開始時刻には通知がいくように設定し、確実に作業を開始できるような工夫をしましょう。
就活や公務員試験との両立
- 就職活動や公務員試験対策と研究の両立は学生にとって大きなチャレンジになります。
- 大学の学業制度を無視したリクルーティングを行う企業も増えているようです
- 一時的に両立が難しくなることが判明したら、速やかに指導教員に相談しましょう。
進捗を生む人と生まない人の時間管理
- 研究に想定外の問題(=トラブル)はつきもの
- 早く問題に直面し、解決し、予定したタスクを完了させる
- 望ましい1週間を増やし、望ましくない1週間を減らすのが時間管理
- 直ぐにタスクに着手する
- 問題に直面するが、指導教員に相談・確認する時間的余裕がある
- 問題を解決したうえで、当初予定していたタスクを完了する
- 望ましくない1週間と比較すると進捗が倍になる
- 直ぐにタスクに着手しない
- 直ぐに着手しないので、問題が発生したときに、解決する時間がない
- ゼミで問題を相談する
- 望ましい1週間と比較すると進捗が半分になる